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IELTS リーディング

IELTS リーディングは、教科書持込可の試験を受けるのと似ている。ここで言う教科書、参考書が、与えられるパッセージだ、もちろん英語だ(苦笑)。だから、試験中にその教科書を全部読む必要は無い。

60分、回答は直接解答用紙に書く。問題用紙にマーク、書き込み可。
時間配分の計画と、それを守ることが大切、時間内に全ての問題に挑むべき。
カンでもいいから、空欄は無いように。答案用紙は必ず全て埋める。

問題を解く「答を探す」試験だ。
試験対策も、与えられたパッセージの面(平面)から答を探す技術がいる。ここで、他の試験対策、英語の勉強では練習することが少ない、スキミング(査読よりも荒い、流し見)やスキャニング(特定の単語探し)のテクニックが必要になる。

試験問題と、パッセージ中に使われている単語が同じであれば、問題中のキーワードだけスキャンすればいいのだが、そう簡単ではなく同義語(シノニム)スキャンも必要になる。

アクロバットやGoogle にもある、キーワードの蛍光色の強調みたいな作業を自分でする。適当なキーワードがなければ、多分これに言い換えられているなと同義語で検索する。これがキーワードスキャンとシノニムスキャンだ、Web上のデータでなく紙の上なので、自分の頭と目でするのだ。

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スキャニング、スキミング
コース中、授業は毎朝、スキャニングの練習から始まった。先生はさまざまな新聞、雑誌、あらゆる読み物からパッセージを切り抜き、10単語のスキャン、10単語のシノニムのスキャン、内容を問う例題2-3問の小テストを配る。

コースのはじめの頃、僕は、初めからすべて通して読んでいた。内容も荒く理解しつつ探した、5-6週間のはじめの1週間ぐらいは、それでも他の学生より速かったので、スキミング、スキャニングは、やはり邪道だなと思っていたのだが、2週目あたりから、他の生徒のほうが速くなり、3週目には僕もスキャン、スキミングを必死に練習した。この時点ですでに僕は出遅れた。

スキミングとはちょっと説明しにくいが、査読よりももっと荒く文章を目で流して、大事そうな単語を見てパッセージが何を書いてるのか、を文章読まずに流す訓練。スピードは、単語が判別できないほど速くてもいけないが読むほど遅くてもいけない。線状に文章を追うのではなく、視界の幅で改行、移動していく感じ、練習して自分の視界を広げ、自分に合った速度をつかむ。

文章のタイトル、表題、副題、小見出し、があればそのくらいは読んで心構えをする。
イラスト、写真、地名、年、数字、変な単語、大文字で始まる固有名詞、人名、略号、シグナルワード、””()で挟まれた語、太字、斜字、(ボールド、イタリック)文字で書かれた数字 three hundred、ネガティブ、ポジティブ単語、-横棒の言い換え、パッセージの脚注、参照

答の探し方は、人によりいろいろだが、上記の練習は、幅広く使える。人によっては1問だけみて、キーワードをいきなり全文章からスキャンする人もいれば、問題を全て読んで探すべきキーワードやポイントを整理してスキミングで総当りをかける人もいるだろう、どちらの場合もスキム、スキャンの練習は役に立つ。

パラグラフィングの知識があれば効率も上げられる。


知らない単語
アカデミックリーディングには、知らない単語が山ほど出てくる。ある程度は TOEFL などで勉強しておくべきだが、どんなに勉強したって知らない単語があるのだ。品詞を前後から判断して、想像する、形容詞ならネガティブかポジティブかだけでもいい。固有名詞は、日本語にだって知らない単語はたくさんある、日本語なら流せても英語だとこだわってしまうことがある。「南アマゾン吸血まだら蛾」こんな単語、日本語なら、ああ、蛾の種類ね、と流せるはずだ。


カン
時間がなくなり、知ってる話なら、問題だけ読んで常識で、文法を正しく、空欄よりまし。
もちろん、常識ではこうだが、このパッセージの著者の意見は違う、というのはあるが、それは難しい問題だったんだね、と負けを認めよう。


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サマライズ問題
パッセージのサマリー(要約)を完成させる。
基本的にトピックセンテンスをつなげたらサマリーが出来るという英語の構造を知っていれば、トピックセンテンス以外読まずに完成させられるはず。単語を選ぶ形式なら、品詞と、シノニムに気をつける。ズバッと正解っぽい単語でも問題中に入れてみると文法的におかしい場合、文法的に正しいシノニムを入れるべき。

Heading 問題
パッセージの各パラグラフに、Heading 小見出しがなく文字が割り当てられている問題
パラグラフの内容を正しく示す Heading を選ぶ。
パラグラフ数より多くの選択肢が用意されている、
択一なら、回答例に使用されている選択肢、一度使って自信があれば線で消して2度読む事を防ぐ。
逆の問題(heading)に該当するパラグラフを選ぶ問題。

マッチング問題
選択問題 NB から択1、択2、複数回選択可、など条件を間違えないこと。
択1、とてもラッキー点を稼ぐところ。
質問、の正しい答を選択
上の句?、正しい下の句?でセンテンスを完成させる問題
択2択3、で解答欄がひとつの場合は全部合わないと点にならない。
択2択3、で解答欄がその分あれば、順不同、部分点あり(1問1点)。
選択式でも文法的に正しいことが重要。

Y,N,NG 問題
Yes 正しい、No 誤り、Not Given 記述なし。
特に No と Not Given の見極めが肝心で、一問目に答が Not Given とかの問題がくると、全ての文章に目を通す羽目になり体力を消耗するので気をつける。

表、プロセス図、ブロック図の空欄を埋める問題
パッセージの示す内容を図に整理してそこに何が入るか。
ちょうど、文章からパワーポイントで説明図表を作るような穴埋め問題。

記述式回答、(1語、3語以下等)
上記のパターンで問題の選択肢がなく、空欄に自分で書く記述式の問題。
語数制限を守ることと、文法に気をつける。
僕は、文法が弱かったのでこれになれるのが一番つらかった。

回答不可能問題
高度な文法力と論理的思考を持ってはじめて解ける満点阻止問題はリーディングにもある。
学校でも答え合わせのとき、「えー!」とか「なんでや!」となる問題。
いくら探しても答が見つからず、やばいと思ったらカンで埋める。
難しい1問の1点より、他の簡単な問題の1点を確実に取る。

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アカデミック
長文 3-5 パッセージ(模擬試験ではそうだったけど3-4なのかも)
TOEFL R の長文パッセージで練習し、ボキャブラリをつけておくべき

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ジェネラル
前半の題材は生活密着型の題材

作業問題?
ジェネラルには、回答方法が少しややこしい問題があったと思う。
内容は単純なマッチングで、答が分かっても、2回ぐらい変換しないと解答欄に答がかけない。
文章の保持力を試されているのか?変換作業をやってて答を忘れそうになる。
落ち着いて整理しながら慎重にかかるべき。

後半、中くらいの長さのに、よく学校、社会人教育、職業訓練関連の題材があるので学校関連用語も必要。
最後の問題が長文 1 パッセージはアカデミックと似ている。

対策は、別記事にかいた、日常生活密着型+教育関連の題材を読んで親しむ。
後半対策は TOEFL のキャンパスネタが学校ボキャブラリを増やす。
TOEFL R の長文パッセージは最終パッセージのいい練習になる。
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