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「しあわせの理由」グレッグ・イーガン

出版・訳出のおそい SF 小説の世界では、デビュー10年以上の著者でも日本では数冊しか出版されていない、というのはザラだ。面白くなければ、ほっとけばいいのだが、面白いと読む側にはすごいストレスだ。

このイライラ感、というか焦燥感を久しぶりに感じたのがイーガンだった。

早川の「SFが読みたいベスト」とか、帯が付いているので比較的目に付きやすいと思う。僕も「ホー、ホーホォ、最近の若いのはどんなのが好きなんじゃ?」ぐらい、冷やかし半分で読み始めたが、はまった。きっちり型にはめられた。

「祈りの海」
「幸せの理由」
ともに短編集で読みやすい、良く選ばれている。
SF な設定の中で自分を求めてもがく人間を描く、が、自分で書いててこんな陳腐な説明も無いもんだと反省。
とにかく、大人なのだ、、、なんか、ますますアホ丸出し、、。

短編でジャブ繰り出して、長編のカウンターパンチをお見舞いする、早川戦略だが、たのむ、3分以内とは言わないから早く攻撃してくれ。こっちはノーガード戦法で待ってるんだ。

近所の古本屋で Distress という長編を見つけた。裏表紙になにやらメッセージが、ホームステイの学生からホストファミリーへのプレゼントだったようだ。これを売るとはとんでもないホストファミリーだ、が、まぁおかげで僕の手に入った。SF 好きの彼から僕へのプレゼントだと勝手に解釈しよう。
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