脱出方法(その8)
指示書だけで済ませず、横に座って指示内容を説明する。ちょっとしたコミュニケーションの追加。
日本では、指示書を書くだけで、まったくそのとおりの仕事をしてくれる。それが当たり前でそれがプロの仕事だと思っていた。
その7でも書いたけど、指示書以外のコミュニケーションも大切だ。生産性と相反する、余計な仕事だが、指示をしたついでに、一言声をかけて世間話の少しでも、会話をするほうが作業の品質が上がる。いちいち、そんなことをしないときちんと働かないのか?と思われるだろう。
仕事をしてもらう人は、ロボットや、プログラムではない。正しい指示をしたからといって、きちんとできるものではない。人として尊重することも大切だとおもう。
僕は、英語ネイティブではないので、指示を紙やメイルで出しても 100% 正しく伝える自信もない。後のフォローを忘れずにする。
入社したてのころ、この件で同僚ともめたこともあった。きちんとインストラクション書いて期日にできないなんて、ありえないと。「ここは日本ではないんだ」というありがたい言葉をもらった。はじめはいい加減だな、とか思っていたけど。それが普通なようだ。
結局、自分もそうで、実験依頼されても、周りの状況を知らされてると喜んでやるくせに、指示のメイル一本だと、しばらく無視したり、自分の仕事優先したりする。自分の仕事は大切なのはすぐ分かるけど人から依頼された仕事を、(しかも指示書一枚で)は分からない。
給料もらって仕事としてやっているのだから、きちんとして当たり前。だけど、多少のコミュニケーションを増やすくらいで、仕事の品質が上がるのであれば、それでもいいのではないだろうか?
いいマネージャーは、フロアをうろうろして担当に話しかけている。叱咤激励するわけではなく、世間話にきたりもする。マネージメント力は、コミュニケーション力、調整能力。分かっている。
自分が英語ネイティブの会社で、マネージャークラスの職につけるかは、すこし不安だ。
これから先何年か働き、いつの日にか、コミュニケーションの力が上がり、自信を持ってマネージャになりたい、と言える日が来るのだろうか?
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