久しぶりの基板設計
最近、開発のデータ収集中とかの合間に、製造ラインを流れている製品の方にも少しづつかかわるようになっていた。初めは、製造ラインの試験装置のトラブルシューティングや。主に現場の人の、なんかここおかしい、というのを見に行って、原因調べて「こうこう対策してくださいねー」てな感じだった。
実験の合間に現場に行って、「こないだのちゃんと動くようになりましたか?」とか、ちとえらそうに担当技術者らしくなって楽しかった。
で、よくある話だけど、流れている製品の部品がぱらぱらと製造中止、最近は生産完了とか、かっこいい言葉使うけど、ディスコン(discontinue)だ。ある程度の生産見込み分は最終オーダーとかで確保するけど、ウチも部品の在庫が尽きれば生産できなくなるので、代替製品の開発が必要になった。お客さんもついでの性能向上を見込んで、代替機の開発を発注したらしい。
で、その設計の仕事がまわってきた。実のところ、前の会社では、受注開発、受注生産品が多く。1台だけ作る、とか、そんな仕事が多く、量産しても、せいぜい百台とか。一台の値段は、高価で大規模だったけど生産する数は少なかった。今の会社は、生産完了まで、、なんか、桁がかなり違う。1台の値段も安いけど。
受注生(インデント)から大量生産(マスプロ)に転職したのだが、受注生産のほうが開発が多く日々新製品開発みたいな業種から、日々生産、たまに改造、年毎に新製品、開発目標は、会社が発表した製品ロードマップ、とかいうおっとりしたペースの業界に来たのだ。
分かったのは、開発サポート体制の違い、開発が主業務の前職では、開発が日常業務なのでサポートが厚いが、生産に主眼を置いている会社では、サポートが甘い、、、逆にそれなりに好きに出来て楽しめるのは事実。
サポートが甘いといっても、購買(パーチェス)が少量多品種発注に慣れてないとか、そのくらいの事。逆に試作品(プロトタイプ)の設計があったり(前職はプロトタイプが製品、試作実験など無し)。また設計してる、ってだけで、その期間の割り込みが一切なくなる。シニアエンジニアが客先要望をまとめて送ってくれるし、若いのは、僕が勝手にばらばら設計するプロトタイプの量産コストを計算してくれる。本当に設計に集中できる。メイル2-3日読まなくても、今日こういう話になったと、プロジェクトマネージャーが報告してくるのだ。すばらしい。
本日めでたく試作基板数種を基板(アートワーク)設計担当に渡した。めでたし。
驚くべきことは、設計納期が木曜、提出が遅れて本日金曜、設計に入ってからの累計残業時間が、1.5 時間。日本では考えられん。就業時間中、力いっぱい集中するが、定時は「ハイ終わり!カーン!」みたいな別のルールが、いうなれば日本より厳しい。
ほんとここ数週間、会社では私用のネットも、全社員宛てのメイルや、購読してるニュースメイルを読む時間すらなかった。でも定時には帰った。不思議。。。
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