マネージャが午前休みなのをいいことに、機械屋さんの作業場 Engineering workshop いわゆるショップに入りびたり。
どうしても新しいからくりを設置するのに新しい土台が必要だったので、木工!たのしい。集成材を切って、穴あけて。ふふふ。転がってたプラスチックケースに新しい穴あけて、放熱板にねじ切って、ネジ集めて、部品をデスクに持ち帰って組み立て、ふふふ。エンジニアの醍醐味やね。フェライトコアにエナメル線巻きつけてコイルの量産。日本じゃこんなこと、もう技術がやるなんて許してくれんよなぁ。
このワークショップ、というのは、なんだろ?製品の生産は、生産ラインがあって、粛々と進められる。ワークショップは、その生産設備の整備、製造、改造(?)もこなす。ショップには、各種工作機械がある。ウチの部署と同じくらい多国籍軍だ。機械、電気、電子のプロがそろっている、Aチームみたいな、頼もしい連中だ。
先日も、現場に孵化器 incubater ってのが置いてあった(雛をかえすために卵を温める機械)。これ何に使うの?って聞いたら、実験用恒温槽を作ってる、、とか。え?作ってる?買うもんじゃないの恒温槽なんて。。断熱がいい箱だし、ヒーターも付いてるから。制御器つけて恒温槽作るんだって。横には、日本製の温度制御器の箱が、、後日見ると、上やら横やらにごてごて追加のアルミの箱つけて基板やら配線やら組み込んでた。恒温槽 oven と呼ぶが(これにも笑った、オーブン?!)でも孵化器 は孵化器 でっかく incubater ... って書いてある。。特攻野郎め。。
僕はまだ、物差しと鉛筆で図面が書ける世代だ、入社ししばらくして CAD が主流になったけど、はじめ数年は、電子回路図面も鉛筆でトレペに書いてた。そんな技ももう要らないかと思ったけど、木の上に正確な穴位置や部品レイアウト書くときには、役に立った。学校は、電子系ではなく、機械系の学科卒なのだ。じかに木の上に図面引いて、それにあわせてドリルでぎゅっと穴開ける。建具や大工の世界だわこれ。
大型の部品乗せる板さがしてて、目にとまったのが、ベーク板。ベークライトという FRP の先輩みたいな材料だ。こちらではまだよく見かける。日本ではガラスエポキシで、ベーク板など、もうジャンク屋にしか無いんじゃないか?そのベーク板にも細マジックで図面引いてドリルドリル!
機械加工がひと段落して、デスクで組み立ててると、オタクな若いのが「Cool!」って。
はいはい、そうやね。まるで「オネアミスの翼」やんな、おれのからくり。。
水冷ラジエター配管が這い回ってるし、太い配線、超でかい放熱板、でかいコイル、電解(でっかい?)コンデンサー、、今のバージョンは、省略したけど。前の奴には高圧ガスの配管まであったもんな。それに基板やら測定器の中継コネクタやら、それが木とベーク板の上にあるねんもんな。。
確かにかっこいいよ。
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