独身サラリーマンで、まだ菜食になっていなく。奴隷のように働き、その残業代で、食べたい物を食べ、飲みたいだけ飲んで、体壊すほど人生を謳歌していた20代。友人の誘いで1週間強の「青春18切符」北海道旅行に行った。
盆を外した夏休み。旅費、宿泊費を極限まで切り詰め、飲み食いには糸目をつけないグルメ旅行だった「人は1日3食しか食えない」を合言葉に、目標全食豪華、つまらない物で空腹を満たすな!と上野駅を八甲田だっけ?深夜急行で北上し北海道入りした。
数日して、「北海道はうまいが高い」ことに気がついたが、それにもめげず「魯山人の愛弟子」を自称し飲食に関しては贅の限りを尽くした旅行だった。
ホタテ、牡蠣、毛ガニ、タラバ、魚、メロン、野菜、牛、ワイン、ブランデー、日本酒。あらゆる物を飲み、食べた。
驚きべきことに、何食っても、一口目の感想は「甘い、、(涙)」だったのだ。
それ以来、「なぁ、ほんまにうまい**って、食べたことある?」「あれな、、、、甘いねん」というのが、二人のネタだ。**には、酢でも、梅干でも、タバスコでも何でも入れるのだ。
旅行の後にTVなどで「牡蠣が海のミルクと言われるのは、その栄養価が、、」と聞くと。お前、ほんまにうまい牡蠣を食ったこと無いな。うまい牡蠣は、ミルクみたいに甘い味がするからや、と一人で TV 突っ込みしたり、、、。
カニたちも甘かった。しょぼいカニの甲羅揚げ、本物があんなにうまいとは、だから結婚式の披露宴で、あれが出るのか!と、それまでは、なんで甲羅揚げが結婚式などハレの食事に出てくるのか、さえ分からなかった(意味分からん、というやつだ)。
本当に新鮮でうまいものは、甘いのだと思い知った。
甘い味が好まれる理由も分かったような気がした旅行だった。
ところで、ほんまの「他人の不幸」って、知ってる?
あれってな、、、、
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だったのね。
そうか、そうか、キッチリしてない性格で良かったんだぁ。
なんか昔の黒鉄ヒロシの「安心理論」みたいで、いいなぁ。