仕事をオープンソースの OSS でするというのは、いかにも貧乏くさく思われそうですが自分を守るために慣れておいたほうがよいと思います。転職や、不景気などの不測の状況に強くなれます。
さすがにコンピュータを買って MS-Office を買ってもらえない会社はないと思いますが、エンジニアなら自分のメインストリームの仕事を OSS系のツールで(でも)できるようになっておくと有利です。高価なツールを使わないと自分のメインの仕事ができないというのは、いざというとき足かせになります。
Matlab LabView SPSS SAP 等の高価なツールがないと私は仕事ができません、では使えることが武器になりもしますが逆に、うちの会社ではそんな高価なソフトは買えないのであなたは雇えません、てなことになりかねません。
純粋なハード屋さんは、基板 CAD や FPGA の論理合成 シミュレーションツールなどは、フリーで代替できる品質のソフトがあまりなくて困りますが、それでも探す努力勉強する努力は継続すべきでしょう。
最近はずっと Python です。 一時期 R を試したころもありましたが、結局全部 Python でできるので、測定器の制御からデータ処理、統計処理、可視化すべて Python に統一しました。基板設計までは無理ですが、ソフトっぽい仕事はすべて Python。文書化を MS-Office で完結しています。
このおかげで、OSの移行も WinXP(32) から Win8(64) へと、比較的簡単にできました。OSS な環境が OS への依存が少ないせいでしょう。Python 自体の 2系 から 3系への移行は OS とは別レベルで悩みながら進行中ですが、その下の 土台の OS がするっと入れ替わっただけって感じです。
さて、気をつけていても起こる事故 Java MySQL OpenOffice に起こったようなことが Qt に起こらないことを祈ります。
- http://eeyann.blog36.fc2.com/tb.php/1300-008c7eeb
0件のトラックバック
コメントの投稿