fc2ブログ

Entries

就職活動は履歴書送付から

始めの取っ掛かりは、履歴書の送付。これから全てがはじめる。日本と違うのは、カバーレターという手紙を履歴書の頭につけること。また、カバーレターが先に人事担当者に読まれるので、履歴書本体より力を入れて、応募先に応じて心を込めて書くべきなのだ。CVはその後各部署のマネージャーが読むと思って。きちんと読者を意識して書くべきだ。

「英文履歴書の書き方と実例集」ペレ出版、は、間違いなく名著なので、その気があれば絶対買うべき。また持っていくべきだ。

E-Mail Web応募 か郵送でカバーレターをつけて、履歴書 CV(英国圏)Resume(米国)を送付する(以降 CV)。これが全ての始まりだ。いや、実はこの段階では無視されていて、サポートの電話をして、始めて話が始まるのだ。電話については後述。

簡潔に書くこと、削ること、これが最大の頭の使いどころだ。めちゃめちゃ長いと捨てられるよ。要約、編集能力なし、コピペ野郎と思われる。

カバーレターは、応募先に応じて臨機応変に書くべきだ。募集を発見したら最短時間で応募先に応じたカバーレターを書いて一番乗りとまでは行かなくとも(一番乗りなんて大抵カバーもコピペだ)考えたカバーを書いた一番乗りを目指そう。

CV はコピーでもいいと思う。CV は最大のものを作っておいて応募先に応じて不要な部分を削除する。これは在職中からでも準備しておこう。

--- 構成
僕の場合、カバーレター1枚、CV 2枚、の構成で進めた。電子エンジニアの場合、Skills(ち、複数形だよ、分かってるよ) がどうしても追加1枚分にならざるを得ないのでそうしただけで、自分の職業にあった枚数構成を考えるべきだ。理想はカバー1枚、CV 1枚だそうだ。ともに簡潔に書かないとだらだら長くなる。切りどころが肝心だ。たくさん書いても、渡すとき、比較するとき、保管するとき紛失されたりする覚悟で。

カバーレターとは、いわば口語体で「いやぁ、こういうわけで応募するんですよ」と意思を表明し。CV はこういう経験や資格があるから自分が応募先(御社)に役に立つと思いました、とサポートするのだ。

頭にも書いたが、カバーレターが先に人事担当読まれるので、これは履歴書本体より力を入れて、応募先の募集要項に応じて心を込めて書くべきだ。CVはその後、配属候補各部署のマネージャーが読むと思ってちょっと専門的に能力をアピール、きちんと読者を意識して書くべきだ。

誇張は(いくらでも)ありだが、嘘はやめたほうがいい。

--- カバーレター
簡潔に書かなくてはいけない。最低限の手紙のルールもまもり、書きたいことを考えるとかなり考えないと正直かけない。詳細は「英文履歴書、、」が詳しい。

「英文履歴書、、」の少し残念なところは、紙面が足りなかったのだろう。こういう募集があれば、と具体的募集広告を載せていないところぐらいだが、カバレーターには、募集要項の Task を満たせるとアピールすることも大事だ。書くことが無いなら、1パラグラフそれに使ってもいいくらいだ。

・何で知ったか。人事部がとても重視する。これからの有料の広告先などを決める参考にする。
・何故自分が適しているか、(要求と自分の経歴、CVを呼ぶ)
・雑談ぽく、業界ねた、私的経験など、人事部の人にでもわかることを書く。
・連絡先、と都合のいい時間。

書くことがなければ、2パラを応募要綱を読んで 1対1に対応させて自分がまっとうできることを書けばいい。

IELTS 受験生は、頭に住所を書き忘れる(IELTSでは住所書いてはいけない)が、忘れず頭に書こう。

--- CV
あ、これも頭に住所連絡先。
なにせ紙面を節約する技を考えよう、たらたら書いても読まれないし、なくされるし、重要な情報が埋もれてしまう。

最大限にいっぱい書いた CV から、応募先に必要ない項目は全て削除。面接時までいければ、その、最大 CV を手元に持って、何をこの応募先に伝えて、何を伝えて無いか意識して挑もう。面接時、あ、これも重視してるのか?と気が付いたら、口頭でサポートすればいい。長いのはなにせ、読まれない。

書かないこと、不利なこと(w「英文履歴、、」にもあるが、性別、生年月日、国籍、未婚既婚。国によるが雇用差別につながる情報は書かなくていい。書いて有利であると思えば書くべきだが、少ない紙面を無駄にしないように。あと、英語力、TOEIC や IELTS も聞かれて無いなら書かなくていい、実力より上の点数が取れているなら書けばいいけど。聞かれてなければ、ビザの状態もね、ぎりぎりまでシラきってもいいよ、採用決まってから、ビザどうしようって聞けばいい(w。学歴は最終、と有利な関連学歴だけでいい。

保証人、まだ聞かれてもいない第3者の電話番号やメールアドレス知らせる必要も無い。聞かれれば答える。と書いておこう。ただし、誰にするか決めておこう、事前に相談して、その原稿のもとネタ(たたき台)も自分で準備はしておこう。出すのは、もちろんその人だ。面接がすすんで、聞かれることもあるかも知れないが、前職がやたら短期退職でなければ事情も聞かれないようだ。

残念ながら「英文履歴書、、」にも、保証人の推薦書のサンプルはないが、、IELTS では勉強した、どっかにあるだろう。なにやら、人格からほめて、資格を強調すると、カバーレターの反対をすればいい、はず。定番のあて先、「本件を検討されている方へ」とか、あったはずだが。いますぐ出てこない、ごめん。

--- その他大切なこと
書かなくていいけど、ビザの状態について、書かなければ聞かれる。いいよねぇ、ワーキングホリデーって、合法だもんね。

サポートの電話、大事だ、無いとゴミ箱行きだ。時間も大事だ、英国圏なら、モーニングティー(9時)の後1時間後、10時、と昼食後、1時間後、14時、アフタヌーンティ後はやめよう。火曜から木曜。それ以外は、、常識が無い奴扱いだ。気をつけよう。地元の職安に行けば、その辺の注意事項も教えてくれる。

住所。きついが、住もう、住所と地上線の連絡先を確保しよう。僕もそのために、バッパーに住んでいた。何の義理で、経費使って海外や携帯に電話するのか、、しないよ、実際。しなくていい応募者が山といるんだから。

Web応募。いやぁ、サイトによってさまざまで、埋めるだけで何時間も使う。選択式、記述式様々。出身大学、学部の英語名とか、埋める段階になって調べなきゃいけないことも山と出てくる。ManPower とか Hudson みたいな外資系就職斡旋会社の英語版フォームでも練習できるからしておこう。

テキストとWord版を用意。CV はテキストでバンバン打っておこう。上記 Web 応募(電子エンジニアはほとんどそうなる)、やメイル送付時でもコピペできて楽だ。「Wordで」、と要求されることも、結局会社の管理上の都合だと思うが、結構多いので作っておこう。

Word版を作る場合。項目のフォント、インデント、見出し機能をちゃんと使おう、Skills に Ms-Office Suit って書いておいて、スペースで体裁作ったりして、英語版 Word でぐちゃぐちゃになったりしたら失笑を買うだけだ。見出しフォントも変に日本語版の見栄え気にするより、デフォルトの方がうまく行く。それも技だ。

就職が決まった今欲しいのは「英語(英文?)グリーティングレターの書き方」だけどね


--- 余禄、僕(電子エンジニア)の場合 ---
さて、普通に「英文履歴書、、」に従っても肝心の Skills が伝わらない。1枚にまとめようとしても無理がある。で、もう1枚 Skills を別出しにした。

僕は、普通の CV に追加して1枚 Skills sheet を追加した。
詳細の内容は「英文履歴書、、」参照ということで

CV には(1枚目)
住所
Objective(希望職)
Summary
Experience
Education
License

Skills sheet には(2枚目)
EDA tools
Desgn language
Board design(どんな種類の基板設計したか、特徴があれば性能)
Measurment equipment operation
(結構大事、日本人エンジニアほど高性能測定器使える、使った経験があるエンジニアって少なかったりする)
*** system operation(業界ツールとかね)
*** system design(高信頼とか、安価な民生とか、ま得意分野を)
Office suite

一回でも書いたソース自分でコンパイルして、思ってた結果が出たことがあるなら、Skills に書いていいでつ。
NDA契約等で守秘義務がある仕事の経験は書かない。と、以降の人生が楽になります。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://eeyann.blog36.fc2.com/tb.php/109-f790aaf7

0件のトラックバック

Appendix

プロフィール

や ま

Author:や ま
No Script
Ad block plus
Flash block
DuckDuckGo

 
 海外で働く、バブルな頃のヲタ系電子エンジニア。ガンダームー、ガンダムッ、、、Visor DX、Think PAD、eTrex

 休暇を楽しむ為、しぶしぶ会社に行ってます。

 音楽、スポーツ、料理、車、'80 - '90 映画、と、今は堅気です(笑

 よろしくおねがいします。